安全で加工性に富み、限りない可能性を秘めた「CaCO３」。身の回りの炭酸カルシウムの応用はめざましいものがあります。

備北はその重要性に着目して、高品質の炭酸カルシウムを生み出してきました。

高分子化学やファインケミカルの発展ともない、備北が追求してきた「ファインミクロンの世界」は、ダイナミックに動くマクロな社会を支えます。

平滑性を増す。

紙の消費量は文化のバロメータ。製紙、印刷技術の発展を支えているのが炭酸カルシウムです。備北は業界ニーズに対応、微妙な色彩、輝きのある白さをうみだす高品質の製紙用の顔料を開発。

独自のファインミクロンの炭酸カルシウムは美術用アート紙、コート紙はじめ、きめ細かい平滑性をが望まれる感圧紙、静電記録紙などの特殊紙、合成紙に欠かせないものです。また塗料・接着剤では、建築・道路用の溶剤塗料や水系塗料。

自動車・電気・建材用のシーラント、コーキング材にも幅広く使われています。

加工性を高める。

高分子化学の発達は、産業界の発達の側面を支えてきました。備北はゴム、プラスチックの製品特性を損なうことなく、高品質の製品を生み出すための炭酸カルシウムを供給してきました。均質性と耐久性が要求され、高い作業性が求められる電線、パイプ、電気通信製品。強度、耐摩耗性が要求される床材、壁紙などの各種建材など。特にサブミクロンの炭酸カルシウムの用途として注目されているのは樹脂素材。紙おむつ、高品質の通気フィルム、食品包装材、半導体など先端化学に必要不可欠な素材となっています。

環境を守る。

地球との共生。環境問題は最も重要なテーマ、化石燃料を使いはじめた時から地球を破壊してきました。地球をどう守って行くのか。これは大きな課題です。環境保全にも備北の生み出した炭酸カルシウムが活躍しています。炭酸カルシウムの持つ排煙脱流効果による空気の浄化。酸化した土地に撒くことにより弱アルカリ化させ活性化させる土壌改良のための肥料・薬品、果物の果面保護剤など。地球が生み出した炭酸カルシウムが地球環境を守ることに大きく貢献しています。

健康を支える。

カルシウムは体の構成成分として利用され、人間の成長、健康維持に重要な働きをします。イライラ体質の改善、病気に対する抵抗力をつけるなど、生体機能の維持に大切な役割を持つ栄養素てして注目を浴びています。

備北の炭酸カルシウムは、日本薬局方規格、食品添加物公定書規格をクリア。健康を支える素材として幅広く利用されています。

食品本来の風味や色を変えずに配合できるカルシウム強化剤。歯磨きの研磨剤。胃腸薬などの生産効果を持つ医薬品。輸出向け高純度カルシウム補助剤など。備北の炭酸カルシウムは業界トップの供給量を誇っています。